■..壱

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' 背景(佐倉の屋敷) ヒメユリ(後略:ひめ)「ギリギリだよ皆。危うく遅刻になるところだったね~」 (三人を待っていたかのように立っていて) ツバキ「ヒメ!杜若隊長は?」 ひめ「杜若さんなら…あれ?さっきまで隣にいたのに」 (キョロキョロと探して) 桔梗「…!!ツバキっ上だ!」 (上空から無数のクナイが飛んでくるのに気付き) ツバキ「うおっ」 (素早く避けて) 蘭子「…このクナイは…」 杜若「気付くのに遅い…、一歩間違えれば命はないんだぞ」 (目の前に突然あらわれ) ツバキ・桔梗「「杜若隊長!」」 【出来ればキャスト同士で被るようにしてください】 ツバキ「いきなり何するんスか! 別に遅刻したわけじゃ…」 杜若「抜き打ちテストだと思え」 ひめ「うわぁ…テストなのに命懸けだねー」  (苦笑し) 蘭子「ところで仕事は何かしら?杜若さん」 杜若「ふむ、喜べツバキ 今回は潜入捜査だ…」 ツバキ「まじっすか!どこのです?」 (興奮して嬉しそうに) (そのとき、下駄の音がして) 佐倉「隣町の阿久根代官の屋敷だよ、ツバキ君」 蘭子「佐倉様…阿久根代官といえば…若いのに重役を任されている 結構有名な人よねぇ…?」 佐倉「そ、その町の政治も司ってる人なんだけどね これが中々の悪代官でさ …だけど、上の連中は阿久根代官にお金を大量に借りてるから 辞めさせられなくて困ってるらしいよ」 桔梗「で、懲らしめてこいと言いたいんですか?」 佐倉「潰してきてってコトだよ、桔梗君 依頼だから仕方ない、うん」 (悪気なく微笑んでサラッといい) ひめ「報酬はあるんですか?」 佐倉「成功したらね ってことで、あとは任せていいかな?杜若」 杜若「ああ、任せろ」 佐倉「じゃ、期限は今日中。 頑張ってねー」 (手をひらひらさせ帰っていき) ひめ「…なんか佐倉様、楽しそう…いいことでもあったんですかね?」 蘭子「…うーん、私には分からないわ」 桔梗「とりあえず、仕事を早く終わらせましょうか」 ツバキ「おう!いくぜ佐倉忍隊っ」 .
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