■..参

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' 背景(壱と同じような雰囲気) 佐倉「いやぁ…ご苦労だったね」 ツバキ「やっぱりこれくらいスリルがないと! 今回はマジで腹が立ったけどな」 桔梗「はぁ…本来忍というのは、感情をも忍ばないといけないんだけどさ… まだ一人前には程遠いんだな」 ひめ「杜若さんの女の子の姿、すっごく可愛かったです♪」 佐倉「えー? そんな変化してたの?杜若~ 見てみたかったなぁ…」 杜若「冗談きついぞ…あれはあれで結構恥ずかしいからな」 蘭子「あら、杜若さんの口から恥ずかしいの言葉がでるなんて…フフ」 杜若「なにか文句あるのか…!」 (取り乱さない程度に怒り) 佐倉「まぁま、任務は成功ということで、抑えて抑えて あ や め ちゃん♪」 杜若「っ!な、何でその名前を 今は変化してないだろ! その名で呼ぶなっ…」 桔梗「顔赤いですよ…隊長」 ひめ「うわぁ…杜若さんの弱点を見ちゃった感じ あ、そういえば、報酬は?」 佐倉「ん?報酬?…もうしてるよ?」 ツバキ「え…? してるって…何をスか?」 (キョトンと首を傾げ) 佐倉「今なんの下にいる?」 ツバキ「…桜の下」 佐倉「このお酒と料理を用意したのは誰だと思う?」 ひめ「…ら、蘭子さん?」 佐倉「違うよ、全部僕!」 桔梗「もしかして、花見が報酬ですか?料理や酒も含めて…」 佐倉「うん、その通り だって、みんなで一緒に何かってしたことなかっただろう? これはそれを兼ねての花見だ」 (嬉しそうに) 杜若「…なかなか乙なことをしたな」 佐倉「実は、ここで花見がしたかったのに 阿久根の奴がこの土地買い占めててねぇ…花見できないのかって 嘆いてたときに丁度都合よく仕事が来てさ~」 桔梗「うまく利用されたってわけですか、俺達」 蘭子「でも言われてみれば…こうやって仕事を忘れることなんてあんまり無かったわね」  ひめ「じゃあ…乾杯しましょうよ!ね」 桔梗「ヒメとツバキと俺はお茶な」 ツバキ「へいへい…少しくらいハメ外しちゃっても良いじゃんか」 杜若「俺の説教一時間耐えられるんなら良いぞ」 ツバキ「無理っす!絶対!」 (慌てて首を振る) 蘭子「フフ、もうちょっと大人にならないとダメね」 佐倉「じゃ、この後の佐倉忍隊の活躍と成功を願って…乾杯!」 佐倉以外全員『カンパーイ!』      ◆終わり◆
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