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背景(壱と同じような雰囲気)
佐倉「いやぁ…ご苦労だったね」
ツバキ「やっぱりこれくらいスリルがないと!
今回はマジで腹が立ったけどな」
桔梗「はぁ…本来忍というのは、感情をも忍ばないといけないんだけどさ…
まだ一人前には程遠いんだな」
ひめ「杜若さんの女の子の姿、すっごく可愛かったです♪」
佐倉「えー?
そんな変化してたの?杜若~
見てみたかったなぁ…」
杜若「冗談きついぞ…あれはあれで結構恥ずかしいからな」
蘭子「あら、杜若さんの口から恥ずかしいの言葉がでるなんて…フフ」
杜若「なにか文句あるのか…!」
(取り乱さない程度に怒り)
佐倉「まぁま、任務は成功ということで、抑えて抑えて
あ や め ちゃん♪」
杜若「っ!な、何でその名前を
今は変化してないだろ!
その名で呼ぶなっ…」
桔梗「顔赤いですよ…隊長」
ひめ「うわぁ…杜若さんの弱点を見ちゃった感じ
あ、そういえば、報酬は?」
佐倉「ん?報酬?…もうしてるよ?」
ツバキ「え…?
してるって…何をスか?」
(キョトンと首を傾げ)
佐倉「今なんの下にいる?」
ツバキ「…桜の下」
佐倉「このお酒と料理を用意したのは誰だと思う?」
ひめ「…ら、蘭子さん?」
佐倉「違うよ、全部僕!」
桔梗「もしかして、花見が報酬ですか?料理や酒も含めて…」
佐倉「うん、その通り
だって、みんなで一緒に何かってしたことなかっただろう?
これはそれを兼ねての花見だ」
(嬉しそうに)
杜若「…なかなか乙なことをしたな」
佐倉「実は、ここで花見がしたかったのに
阿久根の奴がこの土地買い占めててねぇ…花見できないのかって
嘆いてたときに丁度都合よく仕事が来てさ~」
桔梗「うまく利用されたってわけですか、俺達」
蘭子「でも言われてみれば…こうやって仕事を忘れることなんてあんまり無かったわね」
ひめ「じゃあ…乾杯しましょうよ!ね」
桔梗「ヒメとツバキと俺はお茶な」
ツバキ「へいへい…少しくらいハメ外しちゃっても良いじゃんか」
杜若「俺の説教一時間耐えられるんなら良いぞ」
ツバキ「無理っす!絶対!」
(慌てて首を振る)
蘭子「フフ、もうちょっと大人にならないとダメね」
佐倉「じゃ、この後の佐倉忍隊の活躍と成功を願って…乾杯!」
佐倉以外全員『カンパーイ!』
◆終わり◆
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