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…一瞬、体が固まってしまった。
私の目の前には、血の海が広がっていた。
そして、その大量の血液
は両親のものだと分かった。
『この量だと、もう死んでるんだろうなぁ…。』
こんな状況でも、冷静に考えていることが自分でも笑える。
『それほど両親を憎んでたんだ…。』
二つの死体?を眺めていると、いきなり口を布らしき物で塞がれた。
『!!?』
途端に睡魔が襲ってくる。
『ヤバイ…、意識が…』
…私は闇へと落ちて行った。
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