碧色の夕焼け

志幸

いつも
一生懸命にはしなかった
いつも
一生懸命の手前まで
自分の限界を
知りたくなくて
いつまでも
自分を追っていきたくて
気の遠くなるような
このやり取りに
いつかﾋﾟﾘｵﾄﾞが
付かないように
気をとがめながら
時に手を抜いて
後悔なんてできないから
ただ突き進む
涙が頬に流れても
拭うことさえかなわない
遠い遠いあのままの星へ
叶わぬままのあのときの星へ