問題児①

2/5
前へ
/55ページ
次へ
私のグループには問題児と言われる人物が二人居ました。 まず一人目の話。 彼女は前の章で出てきた休みの日に出勤してきた人。 私のグループで唯一私より年上でした。 彼女はうちの部署では…かなりベテランです。 もうリーダーになっていてもおかしくない年数、勤務をしています。 ただ彼女、本当に仕事ができないんですよ! 聞いてくる質問も…残念ながら新人レベル。 でものらりくらりと仕事を熟していたんですね。 で私は我慢の限界を迎えていました。 なんで彼女がひとつ質問をしてきたら…その質問に対する資料を作成。 一人に配るのは嫌みだから、グループ全員に配る。 で次に同じ質問をしてきたら… 「この前資料を渡したよね?」 って答えるようにしました。 でもこれくらいやらないと、いけないと思うんですよ! だって新人レベルの質問ですよ? 勉強会とか、ちゃんと聞いていないって事じゃないですか! だから私は彼女に対して、資料作成で対抗してやりました。 って言っても…彼女の場合はマイペース。 残念ながら、自分の世界でマイペースに仕事を続けていたんですよ。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加