日常

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「ごめんな刹那…寝ぼけてた。大切な仲間を忘れるなんて、本当にすまない」 俺は謝った。 俺の言葉に刹那は満面の笑顔になった。 「僕は気にしてないのですよ殊吏にぃ♪」 「相変わらず単純ね…刹那は」 呆れた顔で羽生が言う。 「羽生さん。そこが刹那さんの良い所ですよ。」 微笑ましく見ていた創臥が羽生に言う。 俺が面倒臭くても学校に行く理由はこいつらがいるからだ。 頭が良く、面倒見が良い創臥。 気が強く、リーダーシップがある羽生。 一つ下だが飛び級で転校してきた、天然娘の刹那。 俺の大切な仲間だ。
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