第1章「旅立ち」

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王様「というわけでだ、魔王を倒すため…」 勇者「どういうわけだー?もういっぺんいってよ」 大臣「こら、貴様!王になんという…」 王様「…よい。ではもう一度申そう。 三百年前、人々を殺し、町や村、国を滅ぼした魔王がいた。 やがて、その魔王は一人の勇者に倒された。 だが、魔王が3ヶ月前に蘇り既に…」 勇者「あー、うぜえ!!!誰もそこからきいてねーんだわ!!!あのさー、何で俺が勇者になったか聞いてんですけどー」 大臣「貴様!!!王に向かってなんて口の聞き方!!」 勇者「なんて口の聞き方じゃねーよ。もう一回俺がなんで勇者なのか説明して」 王様「うむ、わが王家には代々預言を承るシャーマンがいる。そのシャーマンにより…」 勇者「ちょっとそのシャーマンよんで。」 大臣「はあ?」 勇者「よべ、ぶん殴る」
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