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ここに来たのは俺が9歳になった時でその時には既に親はいなかった。
親は俺を庇って交通事故に合い死んでしまった。
あの時は泣いたな……自分も死にたくなったよ。
でも俺が死んだら千代が一人になる。
千代は昔から体が弱く、今までは病院に居たりずっと家で安静にしていたのだが、医者から学校に行っても大丈夫だろうと言われたので春休みから家にいるのだ。
話を戻すけど親が俺の所為で死んでしまったので家族である千代だけでも守る為俺は今まで生きてきた。
ここまで大変だったな。
親が死んで父さんの親友が俺達を引き取ってくれたけど殴るや蹴るなど飯を食べさせてくれない日があったな…千代の為に俺がずっと殴られたりしたけど千代が殴られた時にはキレたね。
そして千代と共に家を出たけど行くあてがなく彷徨っているとある人が俺達を助けて現在に至る。
ある人ってのはただのおばさんなんだけど感謝してるよ。
おばさんの話は後からにして次は桜の話をしようか。
家を出ておばちゃんに会い、始めはおばちゃん家に住んでいたんだよ。
そして学校に通うことになってそこで桜に会ったって訳。
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