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サカキ 「すみません。ショートケーキ一つ追加で」
ウェイター 「オッケー」
サカキは【あの事】を思い出した。
サカキ 「そうだったな」
ボリジョイ 「そう」
ボリジョイはカフェオレのおかわりをもらった。
………
………
………
サカキとボリジョイは店を出て海岸線を走りだした。
[ブァァンブァンブァンブァ~]
ボリジョイ 「珍しいな。他にも行くところあるのか。日暮れるぞ」
サカキ 「サマータイムだから何とかなるべ!」
ボリジョイ 「で、どこ行くつもりだー?」
サカキ 「もう着く」
[キーッ]
バイクを停めて降りた。
サカキ 「ここは夕日が綺麗なんだ。」
着いたのは浜辺だった。さっきいたカフェテラスとは数キロと離れていない。
ボリジョイ 「ロマンチストか?」
サカキ 「ここはいつも一人で来るんだわ。【あの事】を思い出したらここに来てる。バイクの免許取った日にも来た所だ」
ボリジョイ 「ふーん…」
空は瞬く間に色を落としていく。サカキは落ち着きたい時に来ている。
サカキ 「…あのさ、俺…」
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