7人が本棚に入れています
本棚に追加
初めてだよ、ホント。放課後、俺は竜司を屋上に呼び出してしまう。
リュウジ「どうした?珍しいな、翼が相談だなんて」
いつもなら一人で考える。だって悩むことがしょうもないことなんだもん。アイスは味と量どっちが得した気分になる?っとまぁこんな感じのばっかだ。勿論俺はアイスが大好きだ。けど今回は違う。
ツバサ「悪いね、竜司忙しいのに」
リュウジ「親友の相談じゃないか。しかもすっげぇ顔してたしよ」
竜司の言葉を最後に俺は何も言えずに沈黙が続いてしまう。こんな時でもまた俺は迷っているのか…?
リュウジ「翼?」
竜司は心配してくれてるんだな…あぁ…
ツバサ「ごめん。また今度にして!」
はぁ?誘っといてなんだよ…ホント何がしたいの?俺は。身体は勝手に動きだし走って昇降口に向かおうとしてしまう。
最初のコメントを投稿しよう!