日吉

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  「すごく、旨い」 肉の他にジャガイモとたまねぎが入っていた。 すぐに白飯がなくなる。 沙織は俺の食べっぷりに驚いているようだった。 結局、俺は白飯五杯をペロリと平らげた。 こんなに食べたのは大学以来だ。 まあ、今日は、朝食抜いてるし。 昨日の夜はパンだったし。 沙織は呆気に取られていた。 おなかいっぱいになる。 「沙織、料理、旨いね。これで飯食えるよ」 褒める。 「そんなことない。普通だよ」 謙遜している。 かわいいな。 今日の沙織は一段と。    
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