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  ・・・・・・うーん。 湯たんぽとはこんなにぬくいものか。 柚子の香りもする。 ・・・・・・うーん。 この湯たんぽ、柔らかくて気持ちいいな。 ・・・・・・? ・・・・・・? ・・・・・・柔らかい? 俺は目を覚ました。 いつの間にか俺は眠っていた。 あー、俺の右手は沙織の胸をしっかり握っていた。 俺の大きい手にも余るくらい。 ハハ。 シングルベッドだから二人とも落ちそうだ。 沙織の白い肌が柚子の香りを残していた。 もう、陽が上がっているようだ。 部屋は明るい。  
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