1.興味ない

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「ねぇ、光輝、ちゃんと私と付き合ってよ」 「んー考えとく…」 そう言って俺は唇を首筋に這わす。 「あっ…もう、光輝…はぐらかさないで…」 うるさいから口を塞ぐ。 「…んっ……」 屋上の風は少し涼しくて心地いい。 グランドの砂が混ざるときは不快だけど、 俺はここが好きだ。 隣にいるやつに興味はない。
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