使い魔

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朝食を終え、片付けまで終わらせると、時間は8時14分。 授業は8時30分から。 寮から学園まで歩いて20分。 普通に行ったら完全な遅刻である。 そのため学園へ向け走っているのである。 ちなみにレムとミンはキルクの頭の中にいる。 レムの話しによると、直接脳に入り夢を操作する場合があるらしく、脳に侵入する術を夢魔は持っているらしい。 現に今脳内にて会話しているのである。 (学園では姿見せちゃだめだからな) (なんでよ?) (魔力のない俺が使い魔なんて持ってたらおかしいだろ? それにレムやミンにまで迷惑がかかる。) キルクの言うことは事実であり、レムとミンは渋々了承した。 (でも、何かしらあったらすぐにでるからね。 あと、マスターに関することで迷惑に思うことなんてないわよ。) キルクは驚き目を丸くした。 会ってからまだ1日と経ってないのにここまで言ってくれる・・・・・・・・ ライラ以外でそう言われたのは初めてだった。 レムとミンは心優しい少女なのだと心から思った。
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