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「ワシはオヌシに期待しとる。オヌシは野球が大好きだ。じゃから、どんな逆境も跳ね返せる。そう思ってる。たとえ左肩がダメになっても、オヌシは大好きな野球を続けられる。そう、信じておる。」
…………そんなの買い被りじゃないか。…………………まだ小3の少年である俺にそんな期待してどうすんだよ。…………俺は期待に応えられんのか?……………そんなのわかんねぇじゃんか。………………………
「神様……俺、期待に応えられっかわかんねぇよ?それでもいいの?」
「ワシの目はふしあなじゃない。ワシにはおっきな選手になる選手を見抜く能力がある。絶対オヌシは夢を叶えることができる。」
「わかったよ。神様。俺、やってみるよ!右投げに転向して、絶対プロになってやるよ!そして!俺は生きる!」
「それでこそ新垣翔じゃな。」
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