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ポカブ『・・・ぐすっ・・・』
俺はポケモンの事には疎い。
だがこれだけは分かる・・・
"ぶたまる"は酷い。
アララギ「あら、もう
ニックネームを付けたのね!
良い事良い事♪」
まて博士、ベルたんの
ネーミングセンスには
全く突っ込まないのか。
アララギ「貴方達二人は
もう付けたのかしら?
・・・ニックネーム。」
ん、俺と眼鏡か。
俺はそんなの
考え付かないしなあ。
チェレン「僕はそのままの名前で
呼ぶ事にしました。」
まあ、眼鏡らしい。
こいつなら良い名前を
付けそうなもんだけどな。
アララギ「あら、詰まらない。
・・・トレーナー次第だけどね!」
ニックネーム・・・か。
うむ、考えて置こう。
アララギ「さて、それでは
お話はこれくらいにして・・・
そろそろ旅立って
貰いましょうか!」
ん、もう?
普通こう言うのは
旅に必要な知識を
博士が教えてくれる物と・・・
ベル「何だか不安だなあー。」
アララギ「なーに言ってるの!
貴方達にはちゃんと
パートナーが傍に居るでしょ!」
ベルたんには足元に居る
ポカブ・・・否、ぶたまるが。
眼鏡には腕に抱えて居る
ツタージャが。
トウヤ「ま、ちっこくても
十分頼れるわなあ。」
俺には、腰に付けた
ボールに眠る・・・青色の相棒が。
アララギ「そう言う事。
周りの人に頼るも良し、
幼馴染に頼るも良し!
・・・パートナーに頼るも良し!」
そう言いながら取り出したのは
四角い箱の様な物。
勿論、それはアレだ。
アララギ「・・・行ってらっしゃい、
ヤングガール!
ヤングボーイ!!」
俺達は博士から
ポケモン図鑑を受け取り、
研究所を後にした・・・。
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