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トウヤ「・・・っつつ・・・
何だこいつは!
頭撫でただけだぞ、俺は!」
くそう、綺麗に
歯形が残ってやがる・・・
チェレン「そんなだから
君は駄目何だよ・・・
もっとポケモンの事を
勉強しないとな。」
ツタージャ『・・・~~♪』
今度は眼鏡が
こいつの頭を撫でた・・・ら。
凄く機嫌良くきゅいきゅいと
鳴き始めやがった。
トウヤ「・・・そうか・・・
これが噂のツンデ
ベル「お、お待たせー!!」
また緑色の小動物から
鋭い睨みを感じる中、
何処からかベルたんの
声が聞こえて来た。
ベル「・・・ごめんねー、
遅くなっちゃった!」
落ちそうな帽子を
左手で支えながら、
一生懸命に走って来るベルたん。
健気だ、可愛い。
チェレン「何か話してたのかい?
・・・まあ、取り敢えず
博士の所へ行こうか。」
眼鏡、せっかちだな。
蔦っ子を抱きながら早速
研究所のドアを開け始めた。
ポカブ『・・・・・・。』
俺もベルたんも
研究所へ入って行く中。
ベルたんの足元を
とことこと着いて来て居る
雄のポカブが、
複雑な表情をして居るのを
俺は見逃さなかった。
‐「・・・ハーイ!
待ってたわよ、
ヤングガールにヤングボーイ!」
おぉう、普段通り
テンションの高い博士が
早速出迎えてくれた。
隣に居る二人も
呆気に取られてる。
‐「さて・・・改めて
自己紹介するわね!
私の名前は
チェレン「・・・"アララギ"博士?
僕等に自己紹介も何も・・・」
そう、この博士とは
何度も会って居て
初対面って訳じゃない。
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