女の正体は!?

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つっ……ちょっと待て……迫ろうとする祐一くんを制止しながら、俺は、頭の中を整理した…… じゃあ……響子は不倫していて、しかも、相手は、実の姉の旦那さん? 義兄? じゃあ…俺は!? 俺は、響子にとって一体何だったんだ? 額に手を当てて、いろんな思いに頭を抱えてると……。 祐一くんが、俺のシャツのボタンを外し始めた。 「お…おい……ヤメロ…何やってんだ」 祐一くんの肩を掴んで制止しながら訊いた。 「何って?」 祐一はニヤリと不敵に笑いながら 「イイコト★」 そう言いながら、胸の突起を軽く甘ガミした……。 「ッツ……あぁ…」 ヤバい!俺、声…… 急に恥ずかしさがこみ上げて来た。 「ま…待て、祐一くん」 「なあに?」 祐一は、俺を上目使いに見上げる。 「き、君は、年はいくつだ?」 「17」 それがどうした?と、言う風に、祐一くんは、続きをしようとする。 「わあ~!!ちょっと待て」 俺は慌てて、祐一を止める。 祐一は「何!?」 と、不機嫌な顔をして見上げる。
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