初体験

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――――もう、未成年だと言う事も、男だと言う事も、どこかへ吹っ飛んでしまった。 まるで、祐一くんの奏でる旋律の波に体が流されて行くようだ…… 男同士って、もっと、荒々しいものかと思っていたが…… 想像とはかなり違った。 心地よい快感の波に溺れていると 「そろそろ、いいかな?」 「え!?」 「初めてだから、ちゃんと濡らしてあげる」 そう言うと、祐一くんは、なにやら、ローションのようなものを取り出した。
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