初体験

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なんで、こんな事に……。 俺は、ぼーっとして、あまりにも、いろいろありすぎて、起き上がる事さえ出来ずにいた。 考えてみたら、何故、祐一くんは、俺にこんな事したんだろう…… 実際、未成年で俺よりも10も若い……。 しかも、あんなに慣れてるし…… なんか……そんな事考えて居るウチに俺は、深い眠りについていた――。 「ん……」 かすかな光に眩しくて、俺は目が覚める。 左手に違和感を感じて、ふと、見ると―――。 色白の綺麗な顔した男の子が俺の腕枕で眠ってる。 (ん!?) やっと、覚醒した頭で、俺は、昨日の事を思い出した。 (そう言えば、俺はこの子と―――。) なんか、信じられないな……? 俺は、そっと、祐一くんから、腕枕を外して、シャワーを浴びに行った。
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