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俺は……手紙を持ってる手がワナワナと震えた……。
「まあ……そう言うワケだから」
女はそう言った。
「は!?そう言うワケって、どう言うワケだよ!!」
俺は、手紙をビリビリに破り捨ててゴミ箱へ捨てた。
怒りに震えながら……。
そして、女に訊いた。
「んで?なんで、あんたが響子の変わりをするワケ?」
俺は、女を睨みながら訊いた。
「私?私は、義姉さんに頼まれたの、だから」
「……だから!?花嫁になりすましたのか?」
「そう、義姉さんが当日キャンセルなんて貴方に恥をかかせられないって」
「ふざけるな!!こっちの方がよっぽど恥だ!」
俺は、怒りをその女にぶちまけた。
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