🌸花咲く時まで

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桜が咲いていた 風もなく穏やかに かげろうの夏の日も 心暮れる秋の日も 明日さえ忘れて咲いていた 散り際の良い奴なのに 今日さえ忘れかけていた 彼はいつまでも咲くと信じていたんだ いつまでも・・・ その時、雨が降って来たのさ 冷たくなかったけど 彼をしっとりさせて 夢を散らせてしまったのさ 雨は涙だったかもしれない ・・・・・・ 大地は渇いていないから また花咲く時まで 雨は冷たくないから また花咲く時まで
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