第一章 運命の方舟

6/39
前へ
/65ページ
次へ
「うぃ~っ!ひっく、おへ?ひゃふはいほ~」 と、長老の舘で酒を飲んで酔っ払ってる爺さんは、何やら不思議な言葉を放っている。 「ここに先見の目を持っている長老が居ると聞いたんだが…」 と尋ねてみても、 「ふぇんへんのむぇ?ほりゃふぁふぃひゃよ!」 と、またしても訳の分からない言葉を言い出し、言葉が通じなかった。 (やれやれ、どうしたものか) と、頭を悩ませ困り果てていると、後ろから 「ちょっと済まないねぇ~」 と言って、ガタイの良い女の人が現れた。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加