諦めの色は……赤なの?

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胸がざわめいた。 やっと浴室までヨロヨロと行くと見た事のない男の人と………… 浴室に散らばっている大量の…血。 《なんで血が???》 私は無意識に「お父さん?」 消えそうな声で呟いた。 謎の男の人が 「川原さんの娘さん?急いでバスタオルを持って来て!!」 私は事態が、まだ読み込めずに男の人にバスタオルを渡すと淡い色のバスタオルを手首に巻き付けた、お父さんが浴室から出てきたの。 でもバスタオルから血が、たくさん溢れて床にボタボタと落ちてくる。 《一体これは何?……悪夢なの??》
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