47人が本棚に入れています
本棚に追加
諦めの色は……赤なの?
お父さんの出血の量はバスタオル一枚じゃ足りなかったから私は、また浴室にタオルを取りに向かった。
その時に何故か見たくもないのにバスタブを覗いてしまった。
……バスタブの色は母が決めたのだ。
なかなか納得のいく色が見付からなかったから母はバスタブの色は特注物でピンクに薄くラメの様な色だった。
私も、この色は好きだった…。
今ではバスタブの水は真っ赤に染まっていて哀しい光景に、なっていた…。
私は今でも血が苦手です。
最初のコメントを投稿しよう!