無・・・有

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ヴィオラの通っている闇の先に光が見えてきた。 そしてヴィオラは闇から抜けた。 闇を抜けた先は・・・魔王城だった。 そして、そこには四天王とたくさんの闇兵が倒れていた。 魔王 「ヴィオラ・・・来たか。」 魔王は椅子に座っていた。 魔王は傷を負っていたが、致命傷ではないようだ。 ヴィオラ 「何があった?デスベル・・・」 デスベル(魔王) 「・・・ヴィオラ、俺達昔は親友だったよな。」 ヴィオラ 「あぁ。お前が魔王になるなんて馬鹿言い出すから・・・」 デスベル 「四天王に仲間に加わる気がないなら、お前を殺せって言った。でも・・・本気でお前を殺そうなんて思ってない。」 ヴィオラ 「わかってる。俺は今でもお前の事親友だと思ってる。」 デスベル 「ありがとう、ヴィオラ。なぁ・・・魔神は世界を潰そうとしてる。俺が世界征服しようとしてるのとは全く違う。」 ヴィオラ 「・・・あぁ。」 デスベル 「俺と組まないか?」 ヴィオラ 「!?」 デスベル 「・・・魔神も超能力者だ」 ヴィオラ 「って事は魔神も人間か・・・」 デスベル 「どうする?」 デスベルは立ち上がり言った。 ヴィオラ 「さっき言ったろ?・・・俺はお前の事を今でも親友だと思っている。」 デスベル 「って事は・・・」 ヴィオラ 「手をかすぜ!」 デスベル 「・・・助かる!行くぞ・・・ゲートを開く」 そういいデスベルは両手を前にだした。 デスベル 「悪魔の眼、勇者の血、魔王の涙、魔の三の角に導かれし我に道を現せ!」 その瞬間、魔王の前に扉が現れた。 ヴィオラ 「・・・・・・スゲェ」 デスベル 「この扉の先に魔神の城に入れる。多分城の門の前に・・・」 ヴィオラ 「よし。行くか。」 ガチャ・・・
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