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翔が魔法を何か見せてくれと頼むと快く頷いてくれた。
「それではいくよ!」
男は手の平を地デジカにむけた。
《氷結せよ》
唱えた瞬間に、男の手の平から白い冷気がでて地デジカの右手を凍らした。
この時、この人は本当に魔法使いなんだ、と確信し、興奮を隠すので精一杯だった翔は気がつけなかった。
右手を凍らされた地デジカが、少し泣きながら男を睨んでいたことに…
いきなり手を凍らされたら怒るなというほうが無理な話しだろう。
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