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「お前はそこでなにやってんだ?」
俺は取り合えず話し掛けてみた、すると少女はコッチを向いて口を開きこう言った
「私は神です。わけあって地上へと降りてきたのですが途中で悪魔に襲われ命からがら逃げて来ました。地上では神の力は使えません。だから私と契約をしてくれる人を探してます。このままでは私は消えて無くなってしまいます」
神?地上に降りてきた?悪魔に襲われた?まったくもって話がわからん、コイツはゲームのやり過ぎて現実と2次元の区別がつけなくなったのか?と俺は思った。そんなことを考えてるとは知らない少女は淡々と話を続けた
「アナタは私と契約してくれますか?」
少女は俺に向かってそう言った
(コレはアレか昔やってた何とかゴッコとか言うヤツだな、しょうがない話を合わせてやるか…)
「しょうがない契約してやるよ、それで?契約ってどうするんだ?」
「協力感謝します。それではしゃがんでくれますか?」
「わかった……ヨイショと…でしゃがんだらどうするんだ?」
「こうするんです」
そう言った瞬間少女はケンジのぽっぺに手で添えて、静かに顔を近づけ優しく唇と唇をあわせた……
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