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ケビンとフランダムの間にいたローラは、床に巨大な穴を残し消え失せた
まもなくしてその原因に気づいたのはフランダムだった。
「いぎやゃあぁぁ!!」
ケビンの目の前で体半分は床に埋まり、噴水の様に吐血している
ケビンはただそれをジッと見ていた
自分を餌にしようとした恨みから?
違う今フランダムを引きずり込もうとしている奴の腕を見たからだ。
奴の腕は通常の男性を横に二人並べた位の太さ
ッパン!!
圧力を受け逃げ場を失ったフランダムの内臓は、風船の様に爆発した
『おいケビン逃げろ何してる』
と同時に床が揺れた急いで前に回り回避する
「くそっこの縄さえ無ければ」
2発目の奴の攻撃は紙一重で避けた……これがいつまで続くか分からない…
「こっちに早く!!」
声の主はあの女だった。
女はナイフを構えている
「おい!!危ない」
ッグラ
ケビンの足元をさっきの揺れが襲う
「あれっ?」
ケビンはキョトンとする
奴の腕がこない…
すると女はケビンの元へ駆け付けた
「だ、大丈夫?」
「あ、あぁ…奴は?」
「分からない」
女はケビンの縄を切りはじめた。
さっきのは一体………
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