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鹿島雷斗――
彼の肩書きは
鳳リリカの側近で生徒会では副会長にあたる。
そんな彼のもとにある話が飛び込んできた。
ハナが上級生にいじめられているという噂だった
どうやら自分のファンの女子がやったらしいという話だった。
「またアイツらか。。。やれやれ、お仕置きが必要・・かな?」
そう、秩序を乱した者にバツを与えるのが雷斗の本当のしごとなのだ。
「や!君たち♪
僕のファンだって聞いたんだけど♪」
「嘘!雷斗様!?
まさか・・昨日の事で。。」
「そ、君達が昨日、ハナさんにしたことがね、僕の耳に入ってきて・・ね♪」
「・・・私達、悪い事したと思ってません!」
「僕が好きで仕方ないようだね。はぁ..」
「由理亜。」
そう呼ばれたのは、ハナをいじめた可愛い系の女子生徒だった。
「雷斗様・・・。あなたは私のだもん。」
「独占欲の強い女は俺は嫌いだ」
「・・っ!」
「黙れよ。」
次の瞬間―
雷斗は由理亜の唇を塞ぎ、貪るようにキスする―
「んっ・・・はぁんっ・・雷斗さまぁんっ」
彼女は気を失って倒れた。
他の4人にもお仕置きと称して同じ事をしたあと、こう言った
「俺の許可なく、
ハナに危害を加える事は決して許さない。やぶったらどうなるか・・分かるな?」
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