14人が本棚に入れています
本棚に追加
ハナは雷斗に恐る恐る聞いた
「本当にみんなそっち側に付いたの・・・?」
「僕が嘘ついてるって言いたいの?」
「そ、そんな事言ってないです!でも、あなたの言ってる事、信用できない」
「僕の事は信用出来ないのに、亜依って子の事は信用してたんだ」
(なんで、亜依ちゃんの話?何が言いたいの?)
「教えてあげるよ。
キミが信用してた彼女がどんな子か。。」
「ちなみに・・・キミ以外のクラスメート達を説得してコチラ側に引き入れたのは彼女だよ。」
「え・・・?嘘・・・亜依ちゃんが?!そんな!」
「彼女、言ってたよ、キミに限らず、人を裏切るなんて簡単だって」
「僕がキミに構うのが気にいらないとも言ってた。」
あの亜依がまさか自分を裏切るなんて・・・雷斗先輩が私を構う事が許せない?
亜依がそんな事を?
ハナはクラスメートや友人たちさえも
信じられず、疑心暗鬼なっていくのだった。
そして、ハナはまだ知らないハナ達を見ている女子の集団がいることに――
「私達の雷斗様と・・許せない!」
1人の女生徒がつぶやいた
最初のコメントを投稿しよう!