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ピッピピピッピピ
携帯のアラームが耳元で鳴り響く。
―もう朝か…。
最近、寝つきが悪くて寝た気がしない。
目を閉じたまま手探りで携帯のアラームを止める。
―あと5分…あと5分…
いつもはあと5分で自動的に目が覚めるのに今日は違った。
次に私の瞼が目を開いたのは一時間後―。
「嘘でしょ?!」
携帯の時計を再確認。
だけどさらに携帯の時計は私の目の前で1分進んだ。
ヤバい!!
慌てて身支度をし、飛び出す様に部屋を出た。
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