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一章 始動。開始。
原因はあの日だ。
それ意外、俺には想像つかない。
あの日。もし、あと十分早く起きれたら。
もし、父に頼んで車で送ってもらっていたら。
もし、途中で体操服を取りに帰っていたら。
もし、俺がしたすべてのことが少しでも違っていたら。
こんなとこには俺はいない。いつも通りの明日がきた。
運命は外れなかったかも知れなかった。
けど、それが意味するのはただ一人の人の消滅。
人。それは。
俺の………だった。
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