プロローグ

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「いらっしゃいませ」 微笑んだ人は40代の中年の男性だった。 今日面接の沢村さんですね。と言った。優しい紳士だった。 応接室に通される。 事務室兼応接の間らしい。 私は誰もまだ来ないことをいいことにジロジロと隅から 隅まで見渡した。 「お待たせしました」 さっきの紳士が書類を数枚持ってやってきた。
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