プロローグ

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優しい紳士の説明は分かりやすかった。 私は相槌を打つ。 デートクラブ… 恋人気分を提供する場所。 可愛い恋人を演じてあげてください。 お客さんは身分のしっかりした人ばかりなので心配は要りません。 要約するとこんな話だった。 即採用になった私は すぐにプロフィール写真を撮影することになる。 早い展開に少し戸惑う。 考えたりする時間などは 貰えなかった。 というより 「ここに来ている時点」で既に 決心して来ているのだろう、 という解釈なのだ。
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