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「ラストだな!マシンナーズフォートレスでダイレクト!!」
要塞についた巨大な大砲から一筋の閃光が走り、鉄哉を呑み込み吹き飛ばした。
「うあぁぁ!!」
鉄哉 LIFE0
デュエルが終わった瞬間、場にあったホログラフィーは全て星のように煌めきながら消えていった。
「お~い!鉄哉大丈夫かぁ~」
テンチョーは小走りで反対側のデュエル場から鉄哉の元に走り出す。
「痛っ…大丈夫です!怪我はありませんよ。」
鉄哉も起き上がり、埃を叩いたあと、テンチョーの元に向かう。
「ちょいやり過ぎチマッタか?」
テンチョーは頭を掻きながら、鉄哉に笑いかける。
「いえ、これぐらいで丁度いいですよ。」
鉄哉もそれに対して笑顔で答えた。
「まぁ、もう少し、ガードをしっかりな!さっきみたいにごり押しされるぞ?」
テンチョーは鉄哉にアドバイスを与えてから店の方に戻っていった。
「ふぅ…これじゃあデュエルキングなんて、夢のまた夢だな…」
鉄哉は腰を下ろし、デッキを広げながら、呟いたのだった。
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