一章~少女決闘者と雷龍~

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ここはカードショップ『超満足』。 今日はここで、町一番の大きなデュエル大会が行われる。 店内は既に参加志願者が集まってきていた。 「テンチョー!僕参加で!」 「あいよ!参加だな。」 このたった一人で全ての受付をこなしているのは、『超満足』の店長である、通称『テンチョー』さんだった。 そのカウンター裏の奥で、カードを広げて悩みまくっているのが、何を隠そうこの僕、矢倉鉄哉その人である。 僕は意気揚々とここに開店前から一番乗りしてきたはいいが、テンチョーにデュエルでのされて、デッキ構築をやり直している真っ最中である。
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