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「おい…くそ野郎共…あんたらはそんな少女相手にそんなことをして恥ずかしくないのか!!」
僕は立ち上がり、カウンターの裏から出ながら奴等に言葉を浴びせる。
「ああん?じゃあてめえがパートナーになるってのか?」
大柄な男は僕に向かってガンを飛ばしてくる。
「いいぜ!やってやるよ!吠え面かいても知らないからな!!」
僕は左手についてあるディスクにデッキを差し込む。
「へっ!カッコつけやがって!!スグに泣き顔に変えてやるよ!」
のっぽもディスクを装着する。この瞬間、四人のデッキは自動的にシャッフルされた。
僕が少女の隣に行くと、少女は僕に一言発した。
「ありがと」
この瞬間、僕のボルテージは最高潮に達した。
「大丈夫!絶対に勝とう!」
少女は小さく頷く。
「準備はいいか?いくぜ!」
そして、
「「「「デュエル!」」」」
戦いの火蓋は切って落とされた。
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