一章~少女決闘者と雷龍~

11/13
前へ
/196ページ
次へ
「まだです!手札からデブリドラゴンを召喚します。」 少女はさらにモンスターを召喚すると、場に少し小さい翼竜が現れた。 デブリドラゴン ATK 1000 「このカードは、召喚に成功したとき、墓地から攻撃力500以下のモンスターを特殊召喚できます。沼地の魔神王を特殊召喚です。」 さらに場に気持ち悪いモンスターが現れた。 沼地の魔神王 ATK 500 「レベル3の沼地の魔神王にレベル4のデブリドラゴンをチューニングです。」 デブリドラゴンが四つの輪になり、魔神王が飛び込み三つの星になる。 「シンクロ召喚!力を貸して!氷結界の龍グングニール!!」 一筋の閃光が走り、その中から凄まじい冷気を纏った巨大な龍が現れた。 氷結界の龍グングニール ATK 2500 その冷気も実体化しているかのように部屋の温度を急激に下げていく。 「グングニールの効果で、手札を二枚まで捨てて、捨てた数だけ、相手の場のカードを破壊します。手札からE・HEROオーシャンを捨てて、アームドドラゴンLV7を破壊します!」 グングニールからあり得ないほどの冷気がアームドドラゴンの周りに集まったかと思うと、アームドドラゴンが一瞬で凍りつき砕け散った。
/196ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加