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「「バカな!こんな信じられないことが!?」」
ゴロツキ二人は声を揃えて驚く。
僕自身も、目の前で起こっている現象が信じられなかった。
「まだまだです!手札からミラクルフュージョン発動します。墓地からオーシャンと魔神王を除外して融合します!力を貸して!E・HEROアブソルートZERO!」
場に水柱が立ち、その中から一人の戦士が出現した。
アブソルートZERO
ATK 2500
「嘘だ…こんな状況が!」
「信じられない…信じられない…」
ゴロツキ二人はもはや現実逃避に近い状態だった。
僕は目の前でモンスター達に微笑む少女に目を奪われていた。
「いきます!全員でダイレクトアタックです♪それじゃあ…サヨウナラ♪」
三体のモンスターがゴロツキ二人に凶悪なほどの攻撃を放ち、ゴロツキ二人は吹き飛ばされ、店内の壁にぶち当たり気絶した。
ゴロツキLIFE0
少女はモンスター達を消した後、僕の前に立った。
僕は少女の顔を尻餅をついたまま見上げる。
少女はこんな僕に手を伸ばし、言った。
「私の名前は氷室雷梨。よろしくね♪」
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