序章~少年決闘者~

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「まぁ、ちょっと回し足りないとは思うんですけどね。」 鉄哉は恥ずかしそうに頭を掻きながら答えた。 「そうか?なら今、俺と回してみるかい?」 テンチョーは親指で自分を指しながら、鉄哉にデュエルを誘う。 「マジでいいんですか!?」 鉄哉はカウンターに乗り出して、再度テンチョーに確認をとる。 「おう!まだ大会の時間や、開店まで時間はあるしな!ついてきな!」 テンチョーは笑いかけながらカウンター裏に回るように催促し、カウンターの奥に入っていった。 「ちょっ!待ってくださいよ!」 鉄哉も慌ててカウンター裏に回り、テンチョーを追いかけるように奥に入っていった。
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