想いは、言わなきゃわからない

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  「住田さん…」   「充、どうした?」   「…僕、実は…ずっと前から…」   「うん?」   「す…すき…」       『♪ピピピピ…』     「はっ…!!」     目覚まし時計のアラームで、充は目が覚めた。     「夢…?」     ベッドの上の充は、キョロキョロと辺りを見まわした。     ここは、充の自宅。といってもアパートに一人暮らしだ。   今日は、日曜日。 だが、時計を見れば、まだ6時半だ。     「ん…どうしようかな」       とりあえず、充は起きて、着替えてから、洗濯をした。     そして、朝食を食べる。 簡単に、トーストにベーコンエッグそしてヨーグルト。      「せっかくの休みだからな。身体を休めなきゃ」     充は、平日は仕事で疲れるので、休みは、だいたい家でゆっくりする。    
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