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さて、学校公認で作家稼業を始めたわけだがもちのろん(使いまわしが古くてごめん)アルバイトに毛をつけたぐらいで薄給は紙とペンと会社の自室兼寝泊まり用の三畳間に化けた。
自室においてあるのは紙とペンと机とそれから大量の本。
とかく休む暇などなかったから正にevery day & night 小説を読んだり評したりしていた。
しかし、格段に文章を書く腕が上がったのは否めないし、あの努力は今思えば無駄なことなど無かったように思える。
今、あの三畳間にはやはり新鋭の物書きの卵がいる。毎週金曜日の遅くに来ては物を書き月曜日の朝早くには帰るのだろうか。
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