第2章‐開始‐

28/28
148人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
「遥…やっぱ残るか?」 鳥花が心配そうに聞く。 遥は首を横にふる。 「私だけ残るなんて嫌」 遥は銃を二丁、ポケットにしまった。 「よし、行くか」 龍牙が倉庫を出る。 続いて金田さんも出る。 「遥??」 鳥花が遥の異変に気付く 「どうした遥」 「これ……」 と指を指したのは、ケースに入っている、二本の剣。つまり双剣。 「それがどうかしたか?持っていきたいのか?」 「…………なんか光ってない??」 鳥花はその双剣をじっくりと見る。 「いや、光ってないよ」 「そう」 遥は、そう言って双剣を腰にさした。 「行くか」 「うん!」 (いよいよ始まるな……ゼクセルゲーム。とにかく安全最優先で行こう) -ゼクセルゲーム開始-
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!