148人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
「とりあえずモンスターがどの程度の強さか把握しないと……」
鳥花が歩きながら言う。
「ヤバイ。超怖い」
龍牙が呟く。
「それを言うなよ……」
鳥花は軽く返した。
――ホテルから約1キロ。ここからいつモンスターがでてきても、おかしくないことになる。
グルルルル……
!!!!!!!!!!!
何かの唸り声が響く。
まわりは何もないさら地。
四人はまわりを見渡す。
それはすぐ視界に入った
体半分が腐っている犬。
昨日遭遇した〈ゾンビドック〉だ。
最初のコメントを投稿しよう!