第3章-覚醒-

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「とりあえずモンスターがどの程度の強さか把握しないと……」 鳥花が歩きながら言う。 「ヤバイ。超怖い」 龍牙が呟く。 「それを言うなよ……」 鳥花は軽く返した。 ――ホテルから約1キロ。ここからいつモンスターがでてきても、おかしくないことになる。 グルルルル…… !!!!!!!!!!! 何かの唸り声が響く。 まわりは何もないさら地。 四人はまわりを見渡す。 それはすぐ視界に入った 体半分が腐っている犬。 昨日遭遇した〈ゾンビドック〉だ。
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