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夢か??何回自分の頬をつねってみるが、痛い。
あり得ねえだろ……自国の総理大臣を知らないほど俺は馬鹿じゃない。
時計を見る……7時ちょうど。
家族といい、ニュースといい、いったい……。
その時、
ピンポーーン!
玄関のベルがなる。
誰だ?……あ、帰ってきたのか。
ったく、どこ行ってたんだか。
「はいはーい」そう返事をし、ドアを開ける。
「え……」
目のまえにいたのは、家族ではなかった。
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