第1章‐異常‐

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黒いスーツの男が二人……サングラスをかけていて、身長も高い。 え、なに。超いかついんですけど。 「風月鳥花さんですね」 「……はい」 「おめでとうございます あなたは、第二回ゼクセルゲームの参加者に選ばれました」 What's? 「では今から会場にご案内させていただきます」 「えっ!ちょまっ!……むぐっ!」 そういうと、無理矢理ハイヤーにのせられ、目隠しをされ、口をガムテープでふさがれた。 ヤバイヤバイヤバイヤバイ。これ誘拐だろ!殺される!ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!! 「んー!んー!」 抵抗するも、やはり黒服の男に押さえつけられる。 「なぜ抵抗するのですか?とても幸運なのに……」 はあ?何言ってんだよこいつら。 この状況が幸運なわけが……。 敵わないことはわかった。 しばらくおとなしくしよう。 日本の警察は優秀だから、……まあ多分大丈夫……。
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