第一章

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俺の三大欲求の割合は、食欲2:睡眠欲3:性欲5だ。 要するに食うより寝るよりヤっていたいってこと。 俺は性欲を満たすために一番のお気に入り、リナという女のマンションに向かった。 ―暫くして、タクシーはでっけぇマンションの前で止まった。 リナはこのマンションに住んでいるキャバ嬢だ。 顔も体も俺好み。 エレベーターで最上階まで行き、リナの部屋の前で立ち止まりインターホンを鳴らした。 ーピンポーン…………………………………ガチャ… 「…なぁにぃ?こんな朝っぱらから」 インターホンを鳴らして数十秒後にドアが開き女が不機嫌そうに出てきた。 この派手な女がリナだ。 「よお」 「大翔!久しぶりぃ。大翔ったらなかなか会いにきてくれないから寂しかったぁ」 俺だとわかると、リナは甘えたような声をだして抱き着いてきた。 胸があたるっ やべぇ…俺の息子はもう準備万端だ。 「悪かったな。色々忙しかったからよー。中、入ってもいいか」 「もちろんよ!さぁ上がって」 リナに腕を引っ張られながら俺は中へ入った。 「今コーヒー入れるわね」 「いや、いい。コーヒーなんかより、今はリナがほしい」 台所に行こうとするリナの腕を掴み抱き寄せ、耳元で甘く囁いた。 これで落ちない奴はいない。 俺の必殺技だからな。 あー、早くヤりてぇ。 「大翔…ベッドに行きましょう」
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