トイレのタイル

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次の日、学校から帰ると、またあの人がいた。 「昨日はありがとう。」 「いえ。」 夕方6時になり、 お母さんがあの人にも夕飯を食べていくようにすすめた。 「じゃあいただきます。」 四人で一緒に食べた。 でも昨日とはまったく違って、何も話さない人だった。 ☆タイル最終日☆ 「ありがとうございました。」 タイルのあの人は帰っていった。 あたしはコンビニにお菓子を買いにいった。 すると、 立ち読みしてるあの人と会った。 「よう!買い物?」 「はい。」 「やっぱり機嫌悪いな。」 「そんなことないです。」 「俺の家、京都やねん。もう奈良にはこないかも。もう会えないかもしれんし、もう帰るけど、何も言い残してることないか?」 「は?別に、ないです。」 もう一生会わないと思ってた。
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