綴り箱

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   まだ冬の色が残る  白梅が桜を誘う頃  忘れられない  君の笑顔に出逢った  少し肩をすぼめ  はにかむように微笑む君  その時はこんなにも  君に心傾くとは思いもしなかった  月日を重ねても  その事に気付かなかった  でも不思議だね  気にもとめていなかった出逢い  あの日 あの場所での君を  僕はハッキリと覚えている  そのことに驚いていたのは  僕自身だったよ  きっとあの日から  僕は君に惹かれていたんだね  忘れもしない  あの日の柔らかい微笑から         
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